背中の痛み
こんなお悩みはありませんか?
デスクワークで長時間座り続けていると背中が痛くなってくる
深呼吸をしようとすると、痛みや違和感でできない
家族の人や周りの人に猫背だと指摘されるようになった
姿勢を正そうとすると背中が痛い
背中の歪みが気になる
これらの症状が出る原因として、
一つ目に筋.筋膜性や姿勢の影響があります。
筋肉が疲労してしまうと、血液の循環が悪くなり、伸び縮みがうまくできず、動かしづらさ、こわばり、痛みが生じたりします。筋肉の疲労とは日常での肉体労働というよりは、姿勢が歪んでしまっていることにより筋肉が負担を感じ、痛みやだるさが出てしまう場合もあります。
二つ目に内臓疾患による影響があります。
内臓に何かしらの病気や変性がある場合は、それに伴い背部に痛みを伴うケースが少なくありません。特に急激に起こってしまう痛みは命に関わる可能性もあります。
背中の痛みで知っておくべきこと
背中の痛みについて知っておくべきことは、痛みの種類です。
「動かす時に痛みが出る場合」は、筋肉や筋膜、姿勢によるケースが多いです。
「叩くと響く痛みがある場合」は、泌尿器系に何らかの疾患がある可能性があります。
「背中全体の痛みがある場合」は、循環器、呼吸器、消化器系の原因が考えられます。
接骨院で軽減が期待できるのは、主に「動かす時に痛みが出る場合」です。姿勢不良が続くと、それに伴って筋肉が疲労し、痛みやだるさを感じることがあります。その状態が長期間続くと、脊椎の神経が圧迫され、下肢に神経症状が現れることがあります。これを”椎間板ヘルニア”と言います。椎間板ヘルニアは、悪い姿勢が続くと発症しやすく、負荷をかけないように予防することが大切です。
症状の現れ方は?
背中の痛みの中には数ヶ月間続くものもあります。腰や背中の筋肉が緊張し、血行不良や柔軟性の低下を引き起こすことで、痛みが生じると考えられています。
背中の痛みには次のような症状があります。
・重苦しい痛み
・鈍い痛み
・こり
・ハリ
・だるさ
これらの症状は、体の状態によって痛みのレベルが異なることがあります。いずれも筋肉や筋膜の硬さ、姿勢不良による血行不良が大きく関わっていると考えられています。
これらの症状を放置すると、脊椎の椎間板に負荷が加わり”椎間板ヘルニア”を引き起こすことがあります。また、腰の痛みを無意識に避けることで、姿勢が崩れ”脊椎側弯症”などの症状が現れることもあります。早めに対処することが体にとって最も重要です。
その他の原因は?
これまでお話ししてきた筋肉や筋膜性、姿勢による背中の痛み以外に、「内臓疾患」が原因となる場合もあります。
一般的な背中の痛みと内臓疾患による痛みを見分けるポイントとして、【背中や腰以外の部分にも症状があるかどうか】が挙げられます。発熱や吐き気、倦怠感などの症状がある場合には、内臓疾患が原因の可能性がありますので、速やかに内科などの適切な医療機関を受診してください。
また、背中の痛み以外に足に痺れが出たり、歩行中に途中で休まないと歩けないといった症状がある場合は、”椎間板ヘルニア”や”脊柱管狭窄症”の可能性が考えられます。このような症状がある場合は、整形外科や接骨院などで診ることができます。
背中の痛みを放置するとどうなる?
背中の痛みは放置してはいけません。痛みを庇うあまり、猫背になってしまうことがあります。特に高齢の方は、背中の痛みが長期化しやすく、その結果、姿勢が固まりやすくなります。猫背の状態を放置すると、腰部には”腰部脊柱管狭窄症”や”腰椎椎間板ヘルニア”、胸腰椎移行部には”圧迫骨折”といったリスクが高まります。
また、背中の筋肉を傷めると、筋肉が瘢痕組織というかさぶたのような状態になり、以前の組織よりも脆く、再度傷めてしまう可能性があります。
さらに、骨や筋肉以外にも内臓が圧迫され、内臓疾患を患う可能性が高くなります。猫背は見た目の変化だけでなく、さまざまな疾患の原因となるため、早めの対処が重要です。
当院の施術方法について
当院で背中の痛みに効果が期待できる施術メニューとして、まずは「温熱療法」と「手技療法」を組み合わせ、凝り固まった筋肉と身体の循環を良くしていきます。その後、根本的な施術を行います。
根本的な施術には「骨盤はがし」があります。これは、腰周りの筋肉と関節の動きを改善する施術です。また、椎体のクッションを保つためには、「骨盤はがし」と「全身骨格矯正」を組み合わせて行います。猫背や反り腰があると椎体に負担がかかってしまうため、姿勢からもアプローチする施術が効果が期待できます。
当院に通われている患者様は、「骨盤はがし」と「全身骨格矯正」を受けることで、背中の痛みが出にくい身体に向けて根本から軽減が期待できます。
改善していく上でのポイント
改善していく上で大事なポイントは「施術頻度」と「施術期間」です。
「施術頻度」は、どれだけ早く軽減していくかに影響します。早く軽減したい方や症状が戻りやすい方ほど、頻度が高い方が良いです。
「施術期間」は、どれくらいまで軽減できるかに関係します。どこまで軽減したいかが重要になります。
施術家としては毎日ご来院いただくのが理想ですが、現実的に通える範囲でお話しますと、週に2回以上がよろしいかと思います。症状や1回の施術での効果の出方は人それぞれですので、これは平均的なお話です。
施術期間に関しては以下のような目安があります。
痛みをまず軽減したい方:約3ヶ月
症状を0に近づけたい方:約6ヶ月
根本的な原因を軽減していきたい方:約9ヶ月
状態を安定させたい方:約12~18ヶ月
これらの目安を参考に、計画的に施術を受けることをお勧めします。