野球肩・野球肘
こんなお悩みはありませんか?

痛みが続く:肘や肩が痛くて投げられない
投球フォームが崩れる:痛みをかばってフォームが悪くなる
回復に時間がかかる:けがが治るまでに長い時間がかかる
プレーに集中できない:けがを気にして、試合に集中できない
将来の不安:けががひどくなって、野球を続けられるか心配
野球肘や野球肩は、最初は軽い痛みや不快感から始まりますが、放置すると慢性的な痛みとなり、投球動作を続けることができなくなります。これにより、練習や試合に支障をきたすことが悩みの一つです。
野球肩・野球肘について知っておくべきこと

1. 早期の発見が重要:肘や肩に違和感や痛みを感じた場合、早めに休養を取ったり、専門の医師に診てもらったりすることが大切です。痛みを無視して続けると、症状が悪化し、回復が遅くなることがあります。
2. 投球フォームが大きな影響を与える:正しい投球フォームができていないと、肘や肩に過度の負担がかかります。特に肘の内側や肩の前部にストレスがかかりやすいため、フォームチェックと軽減が重要です。
3. 過度な投球や繰り返し投球が原因:投球数が多すぎたり、休養を取らずに繰り返し投げたりすると、肘や肩に負担が蓄積し、けがのリスクが増します。適切な休養と投球数の管理が大切です。
4. リハビリが回復の鍵:けがからの回復には、適切なリハビリが欠かせません。筋力トレーニングやストレッチ、可動域の軽減など、リハビリをきちんと行うことで再発を防ぐことが期待できます。
5. 予防が最も効果的:定期的な肩や肘のケア(ストレッチ、ウォームアップ、筋力強化)を行うことで、けがの予防が可能です。また、疲労が溜まる前に休息を取ることも重要です。
これらを意識してケガを予防し、長く野球を楽しむことが期待できます。
症状の現れ方は?

野球肘や野球肩の症状は、投球時に特に顕著に現れます。野球肘では、肘の内側に鋭い痛みが生じ、特に投球後や連投時に痛みが強くなります。肘を曲げる動作や伸ばす際に違和感を感じることも多く、慢性化すると痛みが持続し、日常生活にも影響を与えることがあります。野球肩では、肩の前部や上部に痛みを感じ、投球時に鈍い痛みや突き刺さるような痛みが現れます。また、肩を動かす際に引っかかるような感覚や、可動域が制限されることもあります。さらに、投げる際に力が入らなかったり、肩や肘が重だるく感じたりすることもあります。これらの症状は、無理に投げ続けることで悪化し、最終的には選手生活に大きな影響を与える可能性があるため、早期の対処が重要です。
その他の原因は?

野球肘や野球肩以外でも、投球や激しい運動に関連する肩や肘の疾患がいくつかあります。例えば、肩のインピンジメント症候群は、肩の腱が肩峰と呼ばれる骨とぶつかることで痛みを引き起こし、特に腕を上げる動作で痛みを感じることが特徴です。また、肘の外側上顆炎(テニス肘)も似たような症状を引き起こし、肘の外側に痛みや違和感が現れます。これらは野球肘と異なり、特に肘の外側や肩の上部に集中した痛みが特徴です。さらに、腱板損傷は肩の腱が損傷することで、肩の可動域が制限され、痛みが発生します。いずれも投球や過度の負担によって引き起こされることが多いため、適切な休養とリハビリが必要です。
野球肩・野球肘を放置するとどうなる?

野球肘や野球肩を放置しておくと、症状が悪化し、回復に長期間を要する可能性があります。最初は軽い痛みや違和感から始まることが多いですが、放置すると痛みが増し、投球や日常生活に支障をきたすようになります。特に、無理にプレーを続けると、炎症が進行し、腱や靭帯が損傷したり、骨の変形が起こったりすることもあります。野球肘の場合、内側の靭帯が損傷し、最悪の場合、手術が必要になる可能性もございます。肩の障害では、腱板の損傷やインピンジメント症候群(肩の腱が骨と擦れて痛みを引き起こす)など、慢性的な痛みを伴う状態になることがあり、これも放置すると手術を避けられなくなる可能性があります。
さらに、症状が長期化すると、他の部位に過度の負担がかかり、二次的なケガを引き起こすことがあります。痛みをかばって投げることによって、肩や肘以外の部位に新たな障害が発生することもあります。早期の対処と施術が非常に重要です。
当院の施術方法について

当院では、野球肘や野球肩に対して、アイシングと手技療法を主に行っています。アイシングで炎症を抑え、手技療法で筋肉や関節を調整し、可動域の軽減を目指す対症療法を行います。また、姿勢の評価を行い、なぜ疾患が起きてしまったのか原因を探り、必要に応じて姿勢矯正を行う根治的な施術も行います。身体全体の筋肉を正しく使えるようにし、痛みの元を軽減することを目指します。患者様のご希望に合わせたオーダーメイドの施術方法を提案しています。早期の対処と施術が重要な疾患であるため、気になる症状があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
軽減していく上でのポイント

野球肘や野球肩を軽減するためのセルフケアは、痛みの軽減と回復を促進するために重要です。まず、休養が最も大切で、無理に投げ続けることは避けましょう。痛みがあるときはアイスパックを使って冷やし、炎症を抑えることは効果が期待できます。ストレッチと筋力強化もセルフケアには欠かせません。肩や肘周りの柔軟性を高め、筋力を強化することで負担を減らすことが期待できます。特に肩周りの筋肉を強化するエクササイズ(例:サイドレイズやローテーショントレーニング)は有効です。また、投球フォームを見直すことも大切で、正しいフォームで投げることがケガの再発防止につながります。適切なウォームアップとクールダウンを行い、筋肉や腱をしっかりほぐすことも効果が期待できます。セルフケアは症状が軽い段階で行うことが重要で、痛みが続く場合やひどくなる場合は専門医に相談することが必要です。





